引越体験談2
今までの人生に経験したいくつかの大きな引越のうち、もう一つは、結婚して約7年経った頃、新居を購入した時でした。
いつか自分達の家が欲しいと思ってはいたけれど、何気なく土地を見に行った時からトントン拍子。
あっという間に家を建てていました。
そうなると、引越です。
私たちが住んでいるところは、年を越して引越するのは良くないと言う古い人たちもいて、家の母からは、年内に着工した家には、年内に越さなくてはいけないと言われていました。
ということで、8月に着工した家に12月には入居することになりました。
まず、引越業者さんに問い合わせ、見積もりにきてもらいました。
生協系のその引越業者は、大手よりも格段安くすみそうでした。
子供は保育園に通う子が2人。
婚礼ダンスに、パソコンなど。
それほど荷物は多くなかったかもしれません。
しかも引越先は同じ町内。
本当のところは業者さんに頼むのがもったいないくらいでしたが、幼子2人いてはそうもいきませんでした。
引越当日までに、夫がもらってきたダンボールに詰めていきました。
ただ、やはり幼子が周りでちょろちょろしています。
私も仕事をしているし、思うようにはかどりません。
引越当日の朝まで作業は続きました。
業者さんのスタッフ3人(運転手さんも入れて)にお互いの両親。
昼には新居に荷物を入れ終わる予定でしたが、実際は昼過ぎまでかかってしまいました。
お互いの両親が昼のお弁当をたくさん作ってきてくれたので、新居でスタッフの方も一緒にいただきました。
スタッフの人にも喜んでもらい、両親に感謝です。
荷物を入れて、お昼を食べて、そこまででほっとしちゃいました。
業者さんも両親も帰った後で、後は夫婦2人、その日必要なものから、ダンボールをぼちぼち解き始めました。
結局ダンボールを全部片付けるまでに3日ほどかかりました。
なんとか年内に入居を済ませることができました。
その後、お正月には、新居祝いを兼ねて、家に私たち夫婦の両親や兄弟が集いました。
人生で一番の引越だった気がします。
引越体験談
私自身、結婚するまで親元を離れたことはなく、一人暮らしの経験はないけれど、大人になってから、大きな引越しを3回ほど、経験しています。
その中の一番思い出深い引越についてお話しますね。
結婚前、両親とともに住んでいた借家を立ち退かなくてはならなくなった時。
急に立ち退かなければいけなくなり、貯金もなかった両親は、窮地に。
一度は市営住宅への道も考えましたが、猫がいたため、それも難しかったのです。
でも、私はひるみませんでした。
今までのOL生活の貯えもあったので、いっそのこと両親に家を買うことをすすめました。
立ち退きまで、あまり時間がなかったので、すぐに物件探しが始まりました。
知り合いに不動産屋を紹介してもらいましたが、父が自分達の所持金(私の貯金は当てにせず、自分達の所持金のみ)を話し、希望を言うと、なんと一笑にふされてしまったのです。
何件か物件を紹介してもらったけれど、不動産屋との考えの相違もあり、結局決まらず。
次にたまたま入ったところは、その会社自体が物件を作っている工務店。
なんと、建売の途中までが出来上がっていて、後は希望通りに仕上げてくれるとのこと。
大工さん出身の社長は、人情に厚いのか、こんな私たちに快く物件を紹介してくれました。
物件自体、場所、広さなど、父は一目で気に入ったのでした。
話はとんとん拍子に進み、契約までこぎつけました。
頭金は、私と弟もできる範囲で手助けしました。
さて、いよいよ引越しに向けての準備が始まりました。
ありがたいことに、いらなくなった机、タンス、2段ベッドなど、借家を取り壊すことになっていたため、そのまま、その借家に置いておけばよかったのでした。
処分料もかからず、これはラッキーでした。
居間、台所、父のパソコン機器、私の身の回り品、衣類など、種類ごとにダンボールに詰め、マジックで中身について書いておきました。
無駄なお金を使わないように、トラックは父が借りてきたものと、近所の人が借りてきてくれた軽トラ2台を使いました。
後は乗用車に詰めるだけ詰め込んで。
両親の友人達総出の引越しは、お金がないながらも、搬出、搬入、炊き出しまで、みんなが一生懸命手伝ってくれて、楽しいものになりました。
母の友人のベテラン主婦たち数人も、新居まで付いてきてくれて、何から何まで手伝ってくれて、涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。
引っ越した当日は、ガスがまだ来ていなかったので、近くの温泉へ。
私たちが住む鹿児島は、銭湯のほとんどが温泉なのです。
思いがけず新築の家に住むことになったこれからの生活にワクワクしながら、引越しに疲れた体を癒しました。
猫が2匹いたのですが、1匹は私についてきてくれた入り猫、もう1匹は近所の人が飼えなくなったため、なんとなく飼うことになった猫。
入り猫の方は大人しく、心配なかったのですが、もう1匹は風来坊。
引越し当日いなくなっては大変と、前の晩から首輪につないで一緒に寝ました。
かわいそうだったけれど、遠くに引っ越さなければいけなかったので、仕方なく。
おかげさまで、新居まで一緒にたどり着くことができました。
もちろん着いたらすぐに放してあげましたよ。
今となってはいい思い出です。